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村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫) 文庫 – 1999/3/2
村上 春樹
(著)
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購入オプションとあわせ買い
アメリカのケンブリッジに住んだ1993年から1995年にかけての滞在記。ボストン・マラソンに向けて昂揚していく街の表情、「猫の喜ぶビデオ」の驚くべき効果、年末に車が盗まれて困り果てた話、等々なごやか(?)なエピソードの中に、追悼特集で報じられたニクソン元大統領の意外な一面や、帰国後訪れた震災後の神戸の光景がキラリと光る。水丸画伯と陽子夫人が絵と写真で参加した絵日記風エッセイ集。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1999/3/2
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101001464
- ISBN-13978-4101001463
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対象商品: 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫)
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出版社より
象工場のハッピーエンド | 村上朝日堂 | 螢・納屋を焼く・その他の短編 | 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〔上・下〕 | 村上朝日堂の逆襲 | 日出る国の工場 | |
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価格 | ¥781¥781 | ¥781¥781 | ¥605¥605 | ¥935¥935 | ¥572¥572 | ¥781¥781 |
【新潮文庫】村上春樹 作品 | 都会的なセンチメンタリズムに充ちた 13 の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集。 | ビールと豆腐と引越しが好きで、蟻ととかげと毛虫が嫌い。素晴らしき春樹ワールドに水丸画伯のクールなイラストを添えたコラム集。 | もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。静閑なリリシズムと奇妙なユーモア感覚が交錯する短編 7 作。 | 老博士が〈私〉の意識の核に組み込んだ、ある思考回路。そこに隠された秘密を巡って同時進行する、幻想世界と冒険活劇の二つの物語。〈谷崎潤一郎賞受賞〉 | 交通ストと床屋と教訓的な話が好きで、高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。御存じのコンビが読者に贈る素敵なエッセイ。 | 好奇心で選んだ七つの工場を、御存じ、春樹&水丸コンビが訪ねます。カラーイラストとエッセイでつづる、楽しい〈工場〉訪問記。 |
ランゲルハンス島の午後 | 雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行― | 村上朝日堂 はいほー! | ねじまき鳥クロニクル 第1部~第3部 | 夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説― | 村上春樹、河合隼雄に会いにいく | |
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カラフルで夢があふれるイラストと、その隣に気持ちよさそうに寄りそうハートウォーミングなエッセイでつづる 25 編。 | ギリシャ正教の聖地アトスをひたすら歩くギリシャ編。一転、四駆を駆ってトルコ一周の旅へ──。タフでワイルドな冒険旅行! | 本書を一読すれば、誰でも村上ワールドの仲間になれます。安西水丸画伯のイラスト入りで贈る、村上春樹のエッセンス、全 31 編! | ’84 年の世田谷の路地裏から’38 年の満州蒙古国境、駅前のクリーニング店から意識の井戸の底まで、探索の年代記は開始される。〈読売文学賞受賞〉 | 読者が参加する小説「ストッキング」から、全篇関西弁で書かれた「ことわざ」まで、謎とユーモアに満ちた「超短篇」小説 36本。 | アメリカ体験や家族問題、オウム事件と阪神大震災の衝撃などを深く論じながら、ポジティブな新しい生き方を探る長編対談。 |
村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた | 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか | 辺境・近境 | 辺境・近境 写真篇 | 神の子どもたちはみな踊る | もし僕らのことばがウィスキーであったなら | |
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マラソンで足腰を鍛え、「猫が喜ぶビデオ」の効果に驚き、車が盗まれ四苦八苦。水丸画伯と陽子夫人の絵と写真満載のアメリカ滞在記。 | 「裸で家事をする主婦は正しいか」「宇宙人に知られたくない言葉とは?」’90 年代の日本を綴って 10 年。「村上朝日堂」最新作! | 自動小銃で脅かされたメキシコ、無人島トホホ潜入記、うどん三昧の讃岐紀行、震災で失われた故郷・神戸……。涙と笑いの 7 つの旅。 | 春樹さんが抱いた虎の子も、無人島で水をかぶったライカの写真も、みんな写ってます!同行した松村映三が撮った旅の写真帖。 | 一九九五年一月、地震はすべてを壊滅させた。そして二月、人々の内なる廃墟が静かに共振する──。深い闇の中に光を放つ六つの物語。 | アイラ島で蒸溜所を訪れる。アイルランドでパブをはしごする。二大聖地で出会ったウィスキーと人と──。芳醇かつ静謐なエッセイ。 |
村上ラヂオ 1~3 | ポートレイト・イン・ジャズ | 海辺のカフカ〔上・下〕 | 東京奇譚集 | 1Q84 BOOK1~3 | 村上春樹 雑文集 | |
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いつもオーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした毎日をすごしたいあなたに贈る、ちょっと変わった50のエッセイ。 | 青春時代にジャズと蜜月を過ごした二人が、それぞれの想いを託した愛情あふれるジャズ名鑑。単行本二冊に新編を加えた増補決定版。 | 田村カフカは 15歳の日に家出した。姉と並んだ写真を持って。世界でいちばんタフな少年になるために。ベストセラー、待望の文庫化。 | 奇譚=それはありそうにない、でも真実の物語。都会の片隅で人々が迷い込んだ、偶然と驚きにみちた 5 つの不思議な世界! | 不思議な月が浮かび、リトル・ピープルが棲すむ1Q84年の世界……深い謎を孕みながら、青豆と天吾の壮大な物語が始まる。〈毎日出版文化省受賞〉 | デビュー小説『風の歌を聴け』受賞の言葉から伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」まで、全篇書下ろし序文付きの 69 編、保存版! |
職業としての小説家 | 村上さんのところ | 騎士団長殺し 第1部~第2部 | 本当の翻訳の話をしよう 増補版 | 小澤征爾さんと、音楽について話をする | みみずくは黄昏に飛びたつ | |
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小説家とはどんな人間なのか……デビュー時の逸話や文学賞の話、長編小説の書き方まで村上春樹が自らを語り尽くした稀有な一冊! | 世界中から怒濤の質問 3万 7465 通!1億PVの人気サイトの名回答・珍問答を厳選して収録。フジモトマサルのイラスト付。 | 一枚の絵が秘密の扉を開ける──妻と別離し、小田原の山荘に暮らす孤独な画家の前に顕あられわた騎士団長とは。村上文学の新たなる結晶! | 翻訳は「塩せんべい」で小説は「チョコレート」!? 海外文学と翻訳とともに生きてきた二人が交わした、7年越し14本の対話集。 | 音楽を聴くって、なんて素晴らしいんだろう……世界で活躍する指揮者と小説家が、「良き音楽」をめぐって、すべてを語り尽くす! | 作家川上未映子が、すべての村上作品を読み直し、「村上春樹」の最深部に鋭く迫る。 13 時間に及ぶ、比類なきロングインタビュー! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (1999/3/2)
- 発売日 : 1999/3/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4101001464
- ISBN-13 : 978-4101001463
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 32,017位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 106位ロシア・東欧文学研究
- - 540位日本文学研究
- - 630位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月23日に日本でレビュー済み
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猫も村上春樹も好きです。ありがとうございました。また機会がございましたら、よろしくお願いします。
2022年11月9日に日本でレビュー済み
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非常にのんびりとしています。こういう本は、ちょっと体の調子が悪くて、今日は1日ダラダラ過ごそう、なんていう日にぴったりです。何も考えず、でもちょっと面白く読める。村上さんの話を個人的に聞いているような錯覚にもなる1冊です。
2013年12月28日に日本でレビュー済み
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村上春樹さんのエッセイは大好きで、読んだ後心地よい気分になれます。
これも期待通りでした。
これも期待通りでした。
2022年7月31日に日本でレビュー済み
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本書『うずまき猫のみつけたか』は、著者が1994年春から95年秋にかけてアメリカのマサチューセッ州ケンブリッジ(ボストン近郊)に居を構えたときの体験をもとにしたエッセイ集です。
著者は「あとがき」で『やがて哀しき外国語』の続編になるということになりますと記していました。
評者は、村上春樹さんのエッセイ集を、何故か時々間が抜けたように時期遅れで読みたくなる癖があります。
本書が四半世紀も昔に書かれたものだから、意外と新鮮に感じながら読むエッセイもありました。
ボストンマラソンにエントリーして、なんでこんな苦しいことをしているのだろうと自問自答するところで評者が若い頃山登りをしていて同じように感じたことを思いだしてしまったのです。
山で苦しい思いをして帰っても懲りもせずすぐ次の山行きを考えていたことをつい思い出してしまったのです。(山登りは「自己虐待スポーツ」なんだと仲間内で冗談を言っていました)
マラソンで命の危険はほとんどないと思いますが(爆弾テロもあったからあくまで一般論ですが)、登山がマラソンと異なるのはバリエーション・ルートの登攀をしていたら命の危険もあるからです。
本書では猫の話が多く写真もなかなか効果的に添えられていて楽しくページを繰ることができました。
水丸さんのヘタウマ(失礼)の絵も効果的に掲載されていました。
それにしても中華料理を1mmgも食べられないなんて人がこの世の中に居るなんて信じられません。
村上春樹さんが、この一事でも世にもまれな変人だということだけは断言できますね。
蛇足ながらジャマイカで上手いコーヒーなぞ飲めないのは当時も今も常識なのに村上さんほどの物知りが知らなかったとことが信じられませんでした。(良い豆は全部輸出されているからです。)
本書のような日記風エッセイ集より『やがて哀しき外国語』のほうが出来が良かったように思いながら読み終えました。
著者は「あとがき」で『やがて哀しき外国語』の続編になるということになりますと記していました。
評者は、村上春樹さんのエッセイ集を、何故か時々間が抜けたように時期遅れで読みたくなる癖があります。
本書が四半世紀も昔に書かれたものだから、意外と新鮮に感じながら読むエッセイもありました。
ボストンマラソンにエントリーして、なんでこんな苦しいことをしているのだろうと自問自答するところで評者が若い頃山登りをしていて同じように感じたことを思いだしてしまったのです。
山で苦しい思いをして帰っても懲りもせずすぐ次の山行きを考えていたことをつい思い出してしまったのです。(山登りは「自己虐待スポーツ」なんだと仲間内で冗談を言っていました)
マラソンで命の危険はほとんどないと思いますが(爆弾テロもあったからあくまで一般論ですが)、登山がマラソンと異なるのはバリエーション・ルートの登攀をしていたら命の危険もあるからです。
本書では猫の話が多く写真もなかなか効果的に添えられていて楽しくページを繰ることができました。
水丸さんのヘタウマ(失礼)の絵も効果的に掲載されていました。
それにしても中華料理を1mmgも食べられないなんて人がこの世の中に居るなんて信じられません。
村上春樹さんが、この一事でも世にもまれな変人だということだけは断言できますね。
蛇足ながらジャマイカで上手いコーヒーなぞ飲めないのは当時も今も常識なのに村上さんほどの物知りが知らなかったとことが信じられませんでした。(良い豆は全部輸出されているからです。)
本書のような日記風エッセイ集より『やがて哀しき外国語』のほうが出来が良かったように思いながら読み終えました。
2013年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『やがて哀しき外国語』などのエセー集が好きです。とても常識人で健康な生活を送っていることを
自慢の種にする作家は倒錯の世界を描いても説得力無いですからね。エセーだけにしておきます。
自慢の種にする作家は倒錯の世界を描いても説得力無いですからね。エセーだけにしておきます。
2013年4月25日に日本でレビュー済み
アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジに滞在していた1993〜95年の生活を綴った日記のようなエッセイ集。『やがて哀しき外国語』の続編。
こういう言い方もなんだけど、やっぱり村上氏は文章がうまい。読みやすくて、「へえー」と思う体験談や「なるほど」と思うような考え方・意見がそこここにちりばめられていて面白い。
村上氏が中華料理アレルギーだというのは知らなかった。というより、そういう、料理全体をくくって食べられないという人がいるんですね。
村上氏は言う。「個人と組織が喧嘩をしたら、まず間違いなく組織のほうが勝つ」。だけど、「孤軍奮闘していかなくてはならない」と。
「個人が個人として生きていくこと、そしてその存在基盤を世界に指し示すことが小説を書くことの意味だ」と言う。
うーんと、p158に「役不足」という言葉が出てくるんだけど、村上氏は完全に間違った意味で使っている。
こういう言い方もなんだけど、やっぱり村上氏は文章がうまい。読みやすくて、「へえー」と思う体験談や「なるほど」と思うような考え方・意見がそこここにちりばめられていて面白い。
村上氏が中華料理アレルギーだというのは知らなかった。というより、そういう、料理全体をくくって食べられないという人がいるんですね。
村上氏は言う。「個人と組織が喧嘩をしたら、まず間違いなく組織のほうが勝つ」。だけど、「孤軍奮闘していかなくてはならない」と。
「個人が個人として生きていくこと、そしてその存在基盤を世界に指し示すことが小説を書くことの意味だ」と言う。
うーんと、p158に「役不足」という言葉が出てくるんだけど、村上氏は完全に間違った意味で使っている。
2017年7月20日に日本でレビュー済み
村上朝日堂ジャーナルの一環として、1996年に発刊されたエッセーである。他のレヴュワーの方も述べておられるように、米国に滞在している時期のことを中心に書いている。村上さんの他のエッセーと同じように、楽しむことができる。一方、米国ででくわしたさまざまな事件にも触れることができる。
ところで村上さんが本当に中華料理ぎらいであることについて、この本を読んで初めて信じることができた。なぜあの最初の短編集にして、名作である「中国行きのスロウ・ボート」で中国人に対して敬意さえ示していたのに、どうしてだろう、ととまどってしまった。ただし村上さんのエッセーであるから、深刻にその心境を描いている訳ではない、ひょっとするとこの本の他のエッセーに比べると、かなり愉快に読める部分である。ひとつは、奥さんの陽子さんから『……「いずれにせよラーメンを食べられないなんて、人生におけるひとつの大きな不幸よね。おいしいんだから」……』と言い渡される場面である。そしてもうひとつは、そんな村上さんが中国とモンゴルに取材旅行に行くのだが、中華料理が食べられないので、中国のピザとボルシチを食べる羽目になったことである。
それから米国でさまざまの罵り言葉を浴びて慣れているはずの村上さんが、ちょっとしたことから黒人ドライヴァーから、“Scumbag!”という言葉を浴びせられて、たじろいでしまう場面も、米国と言う国を赤裸裸に描いている。それから自動車保険を使おうとして、大変な苦労を強いられた事件も、米国らしい。
いずれにせよ、村上さんのエッセー集の中では最も楽しめるもののひとつだろう。米国と言う日本とまったく違う国についても、いろいろな意味おいて反対である、生々しく描かれている。
ところで村上さんが本当に中華料理ぎらいであることについて、この本を読んで初めて信じることができた。なぜあの最初の短編集にして、名作である「中国行きのスロウ・ボート」で中国人に対して敬意さえ示していたのに、どうしてだろう、ととまどってしまった。ただし村上さんのエッセーであるから、深刻にその心境を描いている訳ではない、ひょっとするとこの本の他のエッセーに比べると、かなり愉快に読める部分である。ひとつは、奥さんの陽子さんから『……「いずれにせよラーメンを食べられないなんて、人生におけるひとつの大きな不幸よね。おいしいんだから」……』と言い渡される場面である。そしてもうひとつは、そんな村上さんが中国とモンゴルに取材旅行に行くのだが、中華料理が食べられないので、中国のピザとボルシチを食べる羽目になったことである。
それから米国でさまざまの罵り言葉を浴びて慣れているはずの村上さんが、ちょっとしたことから黒人ドライヴァーから、“Scumbag!”という言葉を浴びせられて、たじろいでしまう場面も、米国と言う国を赤裸裸に描いている。それから自動車保険を使おうとして、大変な苦労を強いられた事件も、米国らしい。
いずれにせよ、村上さんのエッセー集の中では最も楽しめるもののひとつだろう。米国と言う日本とまったく違う国についても、いろいろな意味おいて反対である、生々しく描かれている。
2015年8月15日に日本でレビュー済み
1994年のエッセイ集。
「今年の映画ベスト3はパルプフィクション、ロバートアルトマン監督レタポルテ、台湾映画の「恋人たちの食卓」」
と書いてるところに驚喜した。
アン・リー監督の「恋人たちの食卓」 に こないだ感心したから。
あとはコーマックマッカーシー、ボストンマラソン、ティムオブライエンの新作、スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」、マイケルギルモアの「心臓をつらぬかれて」などを扱う。
、、、村上作品で まだ読んだことのないものがあることにビックリした。
あ、あと64才のソニー・ロリンズのライブを見た話と、中華料理アレルギーがありラーメンを食べたことがない話、など。
「今年の映画ベスト3はパルプフィクション、ロバートアルトマン監督レタポルテ、台湾映画の「恋人たちの食卓」」
と書いてるところに驚喜した。
アン・リー監督の「恋人たちの食卓」 に こないだ感心したから。
あとはコーマックマッカーシー、ボストンマラソン、ティムオブライエンの新作、スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」、マイケルギルモアの「心臓をつらぬかれて」などを扱う。
、、、村上作品で まだ読んだことのないものがあることにビックリした。
あ、あと64才のソニー・ロリンズのライブを見た話と、中華料理アレルギーがありラーメンを食べたことがない話、など。